ミチヅレ

備忘録的自己満足ニッキ。

2011年08月

18きっぷ消化の旅へ。

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手段と目的をはき違えているとはまさにこのこと。

また始発で。

写真で振り返るのだー

帰省の間の写真、PICSに上げました。

例によってヒコーキと空からの景色をばしゃばしゃ撮ったのはフライトログに載せておきましたので、
肝心の(わたしにとっては空飛んでる間もだいぶ肝心なのだが)秋田に着いてからの楽しい楽しい時間を振り返りまする。


初日は昼間ちょこっと寝て、家族で男鹿日本海花火に行ったのだよ。



まったくうまく写ってないけどね!

2時間+ちょっとの睡眠だったのもあって、子供らを連れてくのはたいへん疲れたけれども。
やっぱり男鹿の花火は素晴らしいよー。今年は特に、震災から立ち直ろうって元気の出る演出がたっぷりだったしね。

甥と姪の父になるひと、すなわち私の兄になるひととは、このとき初めて会いました。
子どもらがびっくりするほどなついてたので、カンペキ安心しちゃったわ。
めでたしめでたし。


二日目は家でだらりとするつもりで、昼まで寝たところでじゅつのすけ氏に拾われて井川の先輩宅へ行ったりなんかして。
キャリパー交換を手伝いつつダベり、さくら駅から帰宅。
夜は、姉一家はキャンプへ、かーちゃんは飲みに出かけたので、ばーちゃんとまったりメシ。


三日目。念願の(?)仁賀保高原へ。(主に)我が社の風車を見に。
一人でドライブじゃアレなので、脇本できゃぷを、神宮寺でちょんを拉致って。

ひっさしぶりに見るセリオン

マリンタワーと似たような高さとは思えないよねー。

105号線で怪しいカカシの群れに出会う。



そしてここへ到着。


ひばり荘の横に建つ、我らが極地研(笑)の風車!
後輩ふたりの「これ、風車なの?」のひとことにちょっと凹みつつも、元気にまわる姿に安心。

そしてまあ、風車らしい風車のみなさんの雄大なこと。







前に仁賀保高原へ来たのはおそらく10年くらい前で、当時はまだ風車はなく。空からは見たことあったけども。
で、間近でみたらここの風車もでけえなーなんて思ってたらこいつら、後から調べたら1650kWもあるなかなかな重量級だそうだ。割山の新しいほうが750kWだそうだから、かなりの差。いかんせんでかすぎで、スケールがつかめない。

そのまま南由利原のほうへちょろっと寄り道。


昔よくキャンプに来ていた頃は、この池の名前や目的なんか気にもしないコドモでした。
これは大谷地池。灌漑用の溜池なんだそうです。

真夏だというのに紫陽花がまだあざやかでした。高原ですねえ。



夜の飲み会まで時間があったので、海へゆこうと若々しい意見がまとまり、ここへ寄り道。

秋田市新屋、雄物川河口の北側。
風車ができたころから、たまに来ていたところ。人が少なくて穴場?と勝手に思っているのだけど。

グラビアの出来損ないみたいなちょん


そして男気あふれるきゃぷとのナイスカップル


なんだかしみじみしてしまう久しぶりの風景でした。



夜はそのまま駅前で吹部飲み。
寮生も地元から来てたので終電が絶望的に早くて、なんとなく終わり難くてわたしん家にてユルい二次会。
寝ぼけながら始発の出る頃に駅へ送って解散。みんな相変わらずだね。


翌17日昼は、もはや恒例になってしまったにゃんこ邸訪問。
今回もにゃんこ邸の娘にメシをおごらされたが、やはりそば屋は休みで、外旭川のインド料理屋でカレーを食って(正確には辛すぎて若干残すという24歳とは思えない大失態を犯したが)出撃。


貯金箱とのツーショットが個人的にツボでした。



夜は、いったい何年ぶりだろうってくらいの座談会。中学の同級生4人でだらだらしゃべる会、のことなのだけど。
南中横のコンビニで待ち合わせってとこから懐かしすぎて、数年ぶりの顔見たらやっぱり懐かしすぎて、でもついこないだも会ったみたいにゆるゆる話せるのがなんかすごかった。
座談会メンバーで飲むってのも実ははじめて。ようやく全員が社会人になったのもあって、歳くったねって、やっぱりしみじみしちゃいますよ。
会場は、楢山のiruma。もちろん初めて入ったー。「きみまち阪」「田沢湖ブルー」なるカクテルを飲んでみたりした。いちばん気になった「楢山」は次回の楽しみにとっといた。


18日。13日の墓参りには間に合わなかったので、ひとりでドライブがてら森岳と飯塚に墓参りへ。

なつかしいこんなところを通ってみたりして


森岳のあとは、なんとなく風車スイッチが入っているらしく、八竜と能代へ風車めぐり。

八竜の釜谷浜にいつの間にかできていたこいつら、北海道・幌延のオトンルイに勝るとも劣らない並びっぷり。


これは1500kWだそう。メガワット級が当たり前の時代なのですか。すごいね。



能代のISAS実験場の奥にある風車群は、少し小さめの600kW。しかし24基という並びっぷりにやられる。画角にまったく入らないのが残念。


でかい同期発電機を収める卵型のナセルがめんこい。


その夜は高専の同級生と川反へ。
最終便でやってくるはずだった主賓が乗り遅れるという大事件を嘆きつつ、もつを食い、サラリーマン生活の予習と称して女の子のいる店へも行き、シメの千秋麺を喰らい。やはりここでも歳くったなといろんな意味でしみじみしたのでありました。


そしてあっという間に最終日がやってきて、
昼は家でのんびりしたり、駅まで散歩してお土産買ったり。
夕方から兄(になるひと)と甥姪と近所の温泉に行って、そのまま兄家族と顔合わせの食事会。
とてもおおらかなみなさんで、心底嬉しかった。姉がどうこうというよりもむしろ、わたしに楽しい家族が増えたのが。単純にね。歳の近い弟さんと妹さんもいるし。
いつからタメ語きいてよいかな?(笑)


そんな感じで幸せだったりきゅんきゅんしたりしたまんま、バスでぐうすか寝てたら横浜にいました。


また帰ります。近いうちに。

よこはまです。

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今朝バスで着いて、寝たりしてました。

秋田ではよく遊びましたー。
みなさんありがとー。

写真は、秋田駅東口からの景色。帰ったらこの景色を眺めて帰ってきたなあと思うのが、わたしのお気に入り。
太平山がすかっと見えたのは結局最終日だけでしたー。

また写真なんぞをアップしたら載せます。
せば。

ひさしぶりにここきた。

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秋田から。

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今朝実家にやってきて、のんびりしております。

今日は家族と、男鹿の花火に行ってきました。3年ぶり。
くたくただけども、花火は相変わらず素晴らしいし、子供らはなんやかんやでめんこいし、新しい家族にも会えたし(もうすっかりナイスなお父さんだった)、幸せである。
かわいい女の子と手つないで花火みたわけだし(笑)

ケータイでは花火がまともに撮れるはずもないので、その前の夕空で誤魔化す。
デジカメの写真がもしもまともだったら、のちほど。

ではでは。

[フライトログ] 8/14 東京羽田→秋田

<搭乗日/Date>
2011年8月14日
<航空会社/Airline>
日本航空 JAL/JL
<便名/Flight No.>
JL1261
<運行会社/Operating Airline>
JALエクスプレス JEX/JC
<出発地/Origin>
羽田/東京国際 RJTT/HND 07:25(UTC+9)発
<目的地/Destination>
秋田 RJSK/AXT 08:35(UTC+9)着
<機材/Aircraft>
Boeing 737-800
<登録番号/Registration No.>
JA307J
<座席/Seat No.>
37K

<めも>
横浜で暮らし始めて最初の盆帰省で、実にひさびさにヒコーキに乗った。
羽田では貴重にすらなった沖止め。31番ゲートからバスでカーゴ地区前?のスポットへ。がんばろう号を期待したけども、JA307Jは鶴丸ではなくてまだアークなJEX機でした。
離陸は16Rから。最近の羽田の運用は相変わらずさっぱりわかりません。南寄りの風なので16R/Lを離陸に、22と23を着陸に使っていたということでいいのかな?
この日は悪天候ではないもののビジがたいへん悪くて、しかも気づけば雲上。地上がわかったのは猪苗代湖のあたりから。それ以降は山形あたりもよく見えました。
秋田便は久しぶりだったもので鳥海山が左側に見えることを忘れていて右側の席だったので見えず。
秋田へのランディングは東から。西からだと日本海の海岸と秋田市内がよく見えますが、東は東で仙北平野のだだっ広い田んぼっぷりがしみじみ秋田だなあと感じさせてくれます。大曲イオンなんかがよく見えました。

<写真>↓続きを読む

写真アップしてまする

東武線にボックスシートの列車があることに驚いた。



中学生ぐらいのとき以来? 磐梯山を眺めつつ会津若松へ。



只見線のローカルぶりはもう。最高でした。
たまに長く停まってくれるので、そのたびに散歩。







二日目から大雨。まわりみちで長野へ抜けるつもりでなんとか直江津へ、でも結局気が変わって富山周りで岐阜へ。長野は翌日に。
暴れる姫川。


「ストロベリーショートケイクス」に登場する魚津の観覧車を発見。



富山から高山線。





翌日は中央線を上り、長野へ。
前から来てみたかった姨捨駅。







この日のうちに帰るつもりだったけど寝坊と大雨により延長。長野に宿をとって散歩。







結局最終日も大雨はひどくなる一方で、飯山線で新潟へ出ることはできず、不本意ながら来た道を塩尻まで引き返し、帰路へ。
途中ふらっと上諏訪で降りたときにケータイを車内に忘れ、即駅員さんに頼むも見つからずやきもき。結局乗ってた列車が甲府に着いた頃にもっかい調べてもらったら回収されてた。

最後の散歩は小淵沢駅。






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7月の読書まとめ。

最後の4泊旅行で6冊読んだのが効いて、なかなかなペース。
4月1日からの4ヶ月で、年間100冊の半分をこえて53冊まで達成。だいぶ余裕がでてきた。
100のうち50を目指しているお初の著者の本は、53のうち32(アンソロは除く)。


7月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:4257ページ
ナイス数:17ナイス

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センセイの鞄 (新潮文庫)センセイの鞄 (新潮文庫)
なんて素敵なふたりだろう。
読了日:07月30日 著者:川上 弘美

プリズムの夏 (集英社文庫)プリズムの夏 (集英社文庫)
苦くて重いけれど、救われるお話。やっぱり植野と今井の関係がなんともよい。わたしは松下さんみたいな人を救おうとする力、あるいは今井とその父親を心配してついていこうとする力があるかなあ。やんなってほっといてしまう気がする。そんなんではだめだね。「本当のことは悲しみに属している」。でもこの人たちは、それを受け止める力をつけたんだねー。
読了日:07月30日 著者:関口 尚

夢をかなえるゾウ 文庫版夢をかなえるゾウ 文庫版
ドラマをちらって見て衝撃を受けて(笑)以来、読みたかったこの本。旅の途中、岐阜県・多治見駅の本屋で購入。確かにこの本はただの自己啓発本じゃなくて小説でしょう。こんなに夢中で読めるんだもんなあ。教えはもちろん大事だけど、ガネーシャの別れの言葉がなにより素晴らしかった。
読了日:07月29日 著者:水野敬也

空に住む飛行機 (講談社文庫)空に住む飛行機 (講談社文庫)
そりゃあ題名買いっすよ。「風を受けて立つわ」に至るまでの忍耐(?)の日々。それぞれに、ミシェル・ポルナレフの詩からとった飛行機や空をモチーフにしたテーマがついている。なんともよい。
読了日:07月29日 著者:姫野 カオルコ

氷菓 (角川スニーカー文庫)氷菓 (角川スニーカー文庫)
なんとも爽やかでするするっと読める感じ。やっぱ、ニンゲンは省エネじゃなくていんだ!
読了日:07月28日 著者:米澤 穂信

おはなしの日 (集英社文庫)おはなしの日 (集英社文庫)
アンソロで出会った安達さんの小説が読んでみたくて。どうしたって重いテーマとその中でもがく子供の描写の中にあって、田舎や田舎の人たちがなんか馴染み深い感じがする。と思ったら安達さんは山形のひとだった。他のも読んでみないといけないな。
読了日:07月27日 著者:安達 千夏

日本の地名 (岩波新書)日本の地名 (岩波新書)
地名には興味ありありなので、図書館で衝動借り。しかし思ったほど入り込めなかったのは何故だろう。わたしには細かすぎたのか?
読了日:07月26日 著者:谷川 健一

風をつかまえて (文春文庫)風をつかまえて (文春文庫)
完全に表紙買い。風車を眺めるの大好きなんです。ミッドナイトイーグルの作者、しかも思いっきり技術者と知ってなおさら読みたくなって。こんな情熱を持ってモノを作れるか!?わたし!
読了日:07月24日 著者:高嶋 哲夫

空港にて (文春文庫)空港にて (文春文庫)
いつか読んだようなそうでもないような気がしたけどやっぱり題名と帯の褒めっぷりにやられて川崎のBOOKOFFで購入。とにかく、なんという描写!濃ーいお酒をちびちび飲んでいるような。というか。 あとがきを読んで、そういう意図だったの? っていう印象。なにも考えずに読みすぎたのか?(笑)
読了日:07月17日 著者:村上 龍

鳥取砂丘の青い風 (実業之日本社文庫)鳥取砂丘の青い風 (実業之日本社文庫)
18きっぷで旅をしまくった者としてはニンマリせざるを得ない物語。やっぱり鈍行でしか出会えないものってあるなあ。ありふれてそうなストーリーなんだけど、おもしろくて感動したんだからそれでいいのだ。やっぱり最後のシーンが大好き。鳥取砂丘にはまだ行ったことがない。いつか風を見に行こう!
読了日:07月17日 著者:吉村 達也

年に一度、の二人年に一度、の二人
永井するみさんの本を読みたいと思ったきっかけがなんだったか忘れてしまったけど、図書館で題名に惹かれて借りた。ぼんやり霞んだ景色を見ているような、きれいな物語。昨年行った香港の景色をしみじみ思い出しながら読んだ。もちろん競馬場には行ってないけど。
読了日:07月13日 著者:永井 するみ

神奈川県 謎解き散歩 (新人物往来社文庫)神奈川県 謎解き散歩 (新人物往来社文庫)
羽田の本屋で目について、新入り神奈川県民としてたまにはこんなん読んでみるかと思って購入。当たり前といえば当たり前だがだいぶ古くからの歴史を紐解く要素が強くて、ちょっとわたしの期待したゆるい雑学的な内容とは違っていたかも。でも勉強になった!
読了日:07月12日 著者:

プラナリア (文春文庫)プラナリア (文春文庫)
「文芸あねもね」に参加されるというところから興味を持って山本さんに初挑戦、という普通とはたぶん逆なパターン。共感の塊みたいな本でした。心理描写が素晴らしいというか。「ネイキッド」「あいあるあした」が特に。「囚われ人のジレンマ」までは、さすがに女性の心理がリアルなんやなあと思ってたら、「あいあるあした」のマスターの気持ちがまるで自分の気持ちそのままみたいで突き刺さった。
読了日:07月10日 著者:山本 文緒

恐るべき旅路 ―火星探査機「のぞみ」のたどった12年―恐るべき旅路 ―火星探査機「のぞみ」のたどった12年―
本でこんなにぼろぼろ泣いたのは、初めてかも。山本さんの亡き後、バランスウェイトに刻まれる大量の応募されたメッセージのそれぞれの思いが書かれているところが、忘れられない。 この本は、失敗について書いたものではない。想像を絶するほどの技術者たちの、それに「のぞみ」自信の粘り強さに驚かされる。本質的に、長い目で見たら、いったいこれのどこが「失敗」なのだろうか。「はやぶさ」の成功に感動した人には、ぜひこれも読んでほしいです。
読了日:07月05日 著者:松浦 晋也

指輪をはめたい (文春文庫)指輪をはめたい (文春文庫)
「二十代の真ん中」にいるわたし。びっくりするくらい片山っちと同じことを考えている。わたしもマンモスのように凍ってるのだろうか。なんて。
読了日:07月03日 著者:伊藤 たかみ

世界最大橋に挑む―明石海峡大橋を支えるテクノロジー世界最大橋に挑む―明石海峡大橋を支えるテクノロジー
橋の歴史や作り方の一般論も含めて、明石大橋がいかに生まれたかがものすごくわかりやすく書かれてます。小説でもエッセイでもない本をこんなに夢中になって読んだのは初めてかも。エンジニア必読!
読了日:07月02日 著者:古屋 信明


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Profile

颯 (ソウ)

24歳オトコ、技術系サラリーマン1年目。秋田出身、北九州を経て横浜在住。
人呼んで「歩く低気圧」。
楽天的、臆病、自意識過剰。
何でもやりたがってぜんぶ中途半端。
とにかく
思うままを綴っております。

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