年末はばたばたしていたので(ということにして下さい)、たった4冊。

夏ごろは、年度目標の100冊は余裕で、150冊いくんじゃないかというペースだったども、すっかりまずい。

岐阜にきてからは週末はわたわた遊びに出かけてばかりで、2月3月もその予定なので、平日怠らないようにしないと。

それでも今日(1/17)現在、90冊まできた。あとすこし。


12月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:979ページ
ナイス数:16ナイス




彼女のこんだて帖 (講談社文庫)彼女のこんだて帖 (講談社文庫)
ごはんを題材にした短編集。ちょっとずつつながる連作っぷりが楽しい。なんとレシピつき。わたしは料理はほとんどしないし、食に対するこだわりも特にないのだけど、ひとに作ってもらった料理を食べるといつも泣いてしまいそうな幸せを感じるのだった(笑)。たまには泣かせる側になってもみたいし、自分を泣かせてみるのもいいなと思った。そういう小さなふりした大きなことに気づかせるのが角田さんはほんとうに巧いなあ。まあでも、まだ自炊はしないかな☆
読了日:12月11日 著者:角田 光代

乗る旅・読む旅 (角川文庫)乗る旅・読む旅 (角川文庫)
宮脇さんの本を新しく読むのはいったい何年ぶりやら。(擦り切れるほど何度も読んだ本が何冊もあるけども…。)紀行文は言わずもがなだし、ときどきある雑談的なエッセイも素晴らしいのはよく知っているつもりだけども、書評というのははじめて。編集者出身で、一見素っ気ない旅行記も実はすばらしく文体が美しい(らしい)宮脇さんの書評なのだから、そらもう間違いないのでしょう。紹介されてる本、読んでみなきゃなりませぬな。
読了日:12月11日 著者:宮脇 俊三

ああ、腹立つ (新潮文庫)ああ、腹立つ (新潮文庫)
図書館で題名が目について思わず借りた。皆さんの腹の立ちっぷりが遠慮なく吐露されてます。それに共感できたり、たまに逆切れだったり(笑)。なかなか楽しめる本です。
読了日:12月06日 著者:阿川 佐和子

47都道府県女ひとりで行ってみよう (幻冬舎文庫)47都道府県女ひとりで行ってみよう (幻冬舎文庫)
こんなふうに、名所やグルメに執着もせず、恥もかき捨てにできず自意識全開で、でもなんとなく旅を楽しんでいる人がわたしだけではないということが分かっただけで大満足の一冊でした(笑)。とりあえず、我が秋田のかまくらのサラリーマンの話が苦笑ものでした。
読了日:12月04日 著者:益田 ミリ

2011年12月の読書メーターまとめ詳細
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